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2012年05月10日
TREK 7.3FX 番外 ボトルケージ台座修理
TREK号に手をつけた初日、実は大変な作業がありました。
このテのアルミフレームには良くある工作なのですが、
ブラインドリベット形式のナット(リベットナット)をカシめてあるのが空回りしているのです。
どうもこれはたまにある不良らしく、購入時に店頭で確認する事、という記述も。
リベットが空回りしているだけならまだしも、今回はボルトが刺さったまま取れず、これも含めて除去しなくてはなりません。
画像はありませんがまず周辺を養生し、6角ボルトの頭部をドリルで除去。
次にリベットナットのフランジ部を少しずつ、慎重に、ヤスリで削って行きます。
ここで登場するのが「ナットリベッター」(例)
これで新しいリベットナットを挿入・カシメます。接着剤を塗って、防錆・防水効果を期待します。
完了~2時間と工具代がかかりましたが(^^;)何とか復活。
極端な話、ナットリベッターがあれば新しいフレームでも自分の好きな所にボトルケージ台座を新設する事が出来ます(笑)
ただし穴をあけてカシメるので、強度その他の心配があります。くれぐれも自己責任で…。
投稿者 とおる : 2012年05月10日 09:25
コメント
なるほど。こうなっているのですか。
でもよくわからないのが
>ペラペラになった所で押し込んで「抜歯」。
フランジをペラペラになるまで削り、押しこんだら写真のようには引っ張り出せないのでは?
フレームの中に入ってしまうのではないかと思いますが。
投稿者 トンサン : 2012年05月10日 12:08
> トンサン
> フレームの中に入ってしまうのではないかと思いますが。
鋭い所を突きますね!
実は大体の溶接フレーム突合せ部には穴が開いているのです。
溶接した時に全く密閉されていると内部の空気が熱膨張するためかと思いますが、
もちろん写真のナットが出てくるだけの大きさの穴が必要なので、
あらかじめBBを抜いて穴が開いている事を確認してから作業にかかりました。
投稿者 とおる : 2012年05月10日 21:05
> 実は大体の溶接フレーム突合せ部には穴が開いているのです。
へえそうなんですか。参考になります。
過去の記事も読んで勉強せねば。(^・^)
投稿者 dawa3 : 2012年05月10日 22:44